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日経ものづくり 4月号
目次
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画像解析で熟練者の技能を定量化、東芝が溶接技能評価システムを開発
実習生の動きも分析して比較,訓練の効率を向上
熟練者が退職して現場の技能のノウハウが消えてしまう!)熟練技能者の減少に危機感を抱いている企業は多い。加えて,人手不足やリードタイム短縮などで,じっくり若手を訓練する余裕もなくなってきている。
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日野,大型車の体感シミュレータ導入、安全装置の効果を実感
当面は販促用途だが,設計支援への展開の可能性も
日野自動車は,トラックなどの大型車の運転支援装置を模擬体験できる安全体感シミュレータを導入した。日本SGI(本社東京)が開発した。
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一刻も早く生存者を見つけ出せ! がれきの中や上を移動して情報収集
5種類のレスキューロボットがデモンストレーション
地震など災害が起きたときの救助活動で,最も重要なのが救助を待っている生存者の位置や状態に関する情報を一刻も早く手に入れることである。倒壊した建物や地下街などでは2次災害の危険もある。災害現場で活動するロボットを開発する意義は大きい。
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プロジェクト儀右衛門、先人の夢をかなえる
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レジェンドの開発 第3回
「レジェンド」という名の呪縛
「決まってるだろう,レジェンドに」─。新しい4輪駆動伝達システム「SH-4WD」,通称「SH-4駆」の搭載機種がついに決まる。それは,ホンダのフラッグシップだった。並み居る競合車を相手に,操舵性と走行安定性を高いレベルで両立し異次元の価値を生み出す。開発は新たなステージに入った。
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貴重な鉄を使いのめす
トン10万円時代を生きる技術者の知恵
「ついに来たか」。技術者の多くがそう感じたことだろう。2005年4月出荷分から20%程度の値上げ。新日本製鉄と造船,電機各社が以前から進めていた鋼材価格の交渉結果が出た。 1t当たりにして1万5000円前後の値上げ。プライスリーダーの新日鉄が決めれば,ほかの鉄鋼大手も似たようなものだろう。自動車は…
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トヨタ生産方式
停滞からの脱却
トヨタ生産方式(Toyota Production System,以下TPS)を採用する企業が増えている。TPS導入とは,必要なものを必要なだけ必要なときに造ることで在庫を減らしつつ,顧客の満足する納期を満たし,品質も高水準を維持するという,メーカーにとって非常に難しい課題への挑戦である。さらに,T…
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本当の理由を言わないユーザー
業務改革を推進していると,「そうは言っても,現実には無理です」という言葉を,ユーザーから聞くときがある。業務改革の骨子を理解しているにもかかわらず,「新しい業務は手順が煩雑」「その業務フローを実施するのは慣習上困難」など表現は違うが,改革が無理な理由をユーザーが列挙してくる。
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第11回 よそ者だからできること
「開発の鉄人」こと 多喜 義彦
自動車エンジンの常識になってきた樹脂製の吸気マニホールド。そのキーテクノロジーがDSIだ。射出成形中に金型をずらし,もう一度締め直してまた成形する。それを開発したのは怖いもの知らずのよそ者。射出成形の常識がちょっと足りない。動かしてはいけない金型を,動かしてしまった。
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スパッタ付着防止液の自動供給装置 【豊田自動織機】
密閉容器の内圧が液の落下で負圧へ変化
アーク溶接ロボットに取り付けたチップやノズルは,定期的にスパッタ(溶融金属の微粒子)付着防止液に浸す必要がある。スパッタの付着を防止するとともに,チップとノズルを冷却するためだ。スパッタ付着防止液は,溶接ロボットのそばに設置したカップに入れておき,ノズルをカップの上から差し込んでスパッタ付着防止液に…
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ソフトに時間を守らせる仕組み
情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 田丸喜一郎
聖徳太子は同時に複数人の話を聞いて理解したという*1。聖徳太子の能力の高さを表現した有名な話である。機械製品に使用されるマイクロプロセッサの性能も半導体技術の進歩により年々高まっているが,その高い能力を複数作業の同時実行に生かせるようにするのがリアルタイムOS(Operating System),と…
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金型製造期間の8割短縮を目指す
富士ゼロックスが着手した金型製造改革
金型の設計から量産開始までのリードタイムを90日から20日へ。富士ゼロックスは金型の内製化に着手,大幅なリードタイム短縮にチャレンジし始めた。業務の徹底的な標準化で無駄を排除し,3次元モデルの連携でスピードアップ。頂上までたどり着けば,厳しい競争を勝ち抜くための強力な武器となる。
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生き残ったH-II Aロケット
プロジェクト体制の刷新で連続成功を目指す
2005年2月26日,H-II Aロケット7号機の打ち上げが成功した。高い信頼性は成功の積み重ねでしか証明できない。三菱重工業をかなめとした開発・製造体制への移行が,今後の命運を握る。
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愛知万博に大集合
ロボットと近未来の乗り物
「新しい21世紀はこうなるんだ。それを頭で考えるのではなく体感してもらいたい」。2005年日本国際博覧会協会事務総長の中村利雄氏は,愛知万博のプレスプレビュー当日,NEDOパビリオンのオープニングセレモニーでこう語った。実際,同万博は近未来の技術の宝庫だ。ロボットしかり,輸送・移動システムしかり,そ…
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エチレン精製プラント爆発で4人負傷、管理・監視の甘さが配管の閉塞を招く
2004年1月13日,朝8時6分すぎ。ダイキン工業鹿島工場(現・鹿島製作所)のエチレン精製プラントから,雷が落ちたような「バン」という轟音とともに黒煙と火の手が上がった。その直後にさらに大きな音と地響きを伴う2回目の爆発が起こり火災が発生。精製プラントの2本の精留塔が大破した。設備の破損に伴う飛散物…
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第4巻 安全率を高くとっても「非安全」
広島大学大学院教授 沢 俊行
世の中で起こる破壊現象の大半を占める疲労。それを引き起こす「応力集中」の度合いは,荷重の形態や種類により異なります。応力集中とは文字通り,応力が周囲に比べて際立って高くなる現象。安全な設計を実現する上では,非常に重要なファクターなのですが,存外,1軸の引っ張り荷重による応力集中しか目にしたことがない…
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開発力強化の方策 第1回 開発プロジェクトの立ち上げ方
肝心なのは根拠のある計画と見える形での技術の共通認識
開発・設計部門の力は,これまで詳しく評価されることがなかった。これに対し,“開発力”という視点からアンケートを実施,その力を定量化するというユニークな取り組みが行われた。調査の対象となった設計者は約2000人。その回答結果には,日本の製造業が進むべき道のヒントが隠されている。設計現場の声からあぶり出…
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マッサージチェア
高くても「プロのもみ味」、リラックス・グッズ・ニーズが追い風
マッサージチェアが売れている。 2004年の販売台数は約47万台と2001年の2割増(松下電工調べ)だが,市場での売り上げは2001年の430億円から2004年は約580億円規模とみられ,大幅にアップしている。売り上げ拡大の理由は,高価格・高機能商品へのニーズのシフトだ。
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新しいTRIZ
第2回 数億円の経営成果も珍しくない
多くの日本企業が導入に取り組みながらも,なかなか定着させられなかったTRIZ。だが,手法/ソフトの改良や,定着のためのノウハウ蓄積により,効果を上げる企業が増えてきている。前回はそうしたTRIZの最新事情について概要を解説してもらった。第2回目の今回は,再び注目を集めつつあるTRIZに関し,導入効果…
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大氾濫するコピーソフト、いつの間にやら「加害者」に
模倣が簡単な上,正規版よりもはるかに低価格なコピーソフトが中国にまん延している。中国メーカーでは,高額なCADソフトは買えないという理由で平気でコピーCADソフトを使っている始末。ある中国メーカーの工場も例に漏れず,コピーソフトが続々と見つかる。入手先を調べるとさらに驚きの結果が。
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