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日経ものづくり 5月号
目次
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ホンダ,機構の工夫などで大開口のガラスルーフを実現
ホンダが新型ワゴン「エアウェイブ」に搭載
ホンダは,2005年4月8日に発売した新型ワゴン「エアウェイブ」に大開口のガラスルーフを搭載した。その開口部は,車内から見た場合で長さ1110×幅770mmと大きい(図1)。こうしたガラスルーフを搭載できたのは,ガラスそのものを開閉させず,質量増を小さく抑えたことと,車両の骨格構造を高剛性化したこと…
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金型工業会,放電加工とCADを連携する新データ形式を策定
大手加工機メーカー3社が対応し,広く普及を目指す
日本金型工業会は,形彫り放電加工に必要とされる情報を3次元モデルから抽出し,加工機に受け渡すためのファイル形式「EPX フォーマット バージョン2」の仕様を決定した*。同フォーマットに対応したCAD,放電加工機を使用すれば,オペレーターの手作業によるプログラミングをほとんどなくせる。
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IHIなど,全コイルに超電導材料を使ったモータを開発
電機子コイルを回転させずに済む方式などを考案
産学共同グループ*1は,界磁コイルと電機子コイルといったすべてのコイルに超電導材料を使った「全超電導モータ」を世界で初めて開発したと発表した(図1)。これまでの超電導モータは,ステータ側の界磁コイルだけに超電導材料を使い,ロータ側の電機子コイルには同材料は使っていなかった。電機子コイルに超電導材料…
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もの珍しいブレーキで思わず足も止まります
約40年前,「日野コンテッサ1300」が量産車として初めて搭載したディスクブレーキや新幹線「のぞみ」に採用されたブレーキの実物大モデル,愛知万博(愛・地球博)のアクセス手段として注目を浴びている「リニモ」のブレーキ。
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レジェンドの開発 第4回
スペースを巡る攻防
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悩める技術者の幸福論
製造業の技術者を取り巻く環境の変化が著しい。世界市場で競争が激化し,コスト削減の圧力は日増しに増える。「優勝劣敗」の環境下で,会社からは確実で素早い成果が求められている。一方で,日本全体として「強いものづくり」への原点回帰が進む中,技術者に対する期待がにわかに高まっている。こうした境遇にある技術者は…
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試行錯誤の連鎖ではシステムが崩壊する
つい先日のことだが,システム開発の納期が間に合わず,10数年ぶりにプログラミングをすることになった。まあ,プログラミングといっても画面レイアウトの変更やマクロを追加しただけ。この程度ならドラッグ&ドロップのご時世なので,猫の手,いや老頭児SEでも事足りるのである。
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第12回 ボリュームゾーンは狙わない
「開発の鉄人」こと 多喜 義彦
チューニング部品のエッチ・ケー・エス(本社静岡県富士宮市)。“台数至上”の自動車業界にあって,対象を絞り込んで仕事をする。一般人お断り。クルマ好き,走り好き大歓迎。彼らはクルマのためなら出費を惜しまない。ボリュームゾーンを少し外したところに,おいしい市場があるはずだ。
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TOTO編(1) 小型吐水切り替え装置
水漏れを防ぎながら流出口と吸気口を兼用
水栓金具の流出口でシャワーと微細な空気の混ざった水流を切り替える機構を小型化。さらに,水と空気の粘性の違いを利用して,水漏れの発生を抑えた。
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第05回 動画がたまに止まるのは・・・
家計術の一つに袋分け法(小分け法)と呼ばれる方法がある。その月の予算を使用目的別に袋に小分けして管理することによって,うまく家計をやりくりする方法である。会社で予算を勘定科目単位で統制管理するのに似ている。ギリギリの家計で赤字を出さないようにするためには,確実で有効な方法といわれている。
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ロボット事故を予見する
愛知万博の会場は絶好の実証フィールド
詳細にわたったリスク分析と必要十分な設計上の安全対策を実施し,残留リスクについては運用スタッフによって管理する!)。愛知万博においてNEDO技術開発機構が実施している実用化ロボットの実証実験。その安全確保への取り組みは「事故は起こり得るもの」という考えからスタートする。
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革新への近道
「ミドルアップダウン」
「経営環境の変化で改善活動の成果が得られにくくなった」「改善活動を現場任せにしていたら形骸化してしまった」ボトムアップ型改善活動の限界を叫ぶ声が増えている。そこで有効となるのが「ミドルアップダウン」の実行系統。業務に精通し,権限も持っているミドルこそが「革新」の原動力となる。
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現場に生かすICタグ
確実な読み取りを運用の工夫で可能にする
2005年に一気に広がりが期待されているICタグ。製造現場でもICタグを利用するメリットは大いにある。しかし,電波が乱れる,衝撃がかかる,高温になる,油で汚れる!)。製造現場は,ICタグの使用を容易に許さない,過酷な環境下に置かれている。心配することはない。先進メーカーは既にこれらの問題を克服し,実…
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回転ドア死亡事故の「真相」、進歩の過程で希釈された安全思想
2004年3月26日,6歳(当時)の男児が自動回転ドアに頭を挟まれ死亡した。これを受け,ある民間組織が自発的に原因調査へと乗りだす。設計変更や経営環境の変化に伴い,安全が徐々に失われていく過程が同組織の再現実験や追跡調査によって判明した。
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第5巻 ねじりを知れば軽量化できる
広島大学大学院教授 沢 俊行
材料力学で案外盲点となっているのが「ねじり」。引っ張り,圧縮,曲げは勉強したけど,ねじりはちょっと…,という方が意外に多いのです。その一方で現実の世界では,ねじりの問題がそこここにある。典型が,モータを使うような動力系。トルクを伝える軸は,このねじりの問題から逃れることはできません。
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開発力強化の方策 第2回 プロジェクトの運営方法
プロマネは戦略的に育成し、リスクには回避方法を用意
設計者約2000人の声から浮かび上がった開発力向上のポイントとして,今号はプロジェクトの効果的な運営方法について紹介する。プロジェクト・マネジャーの在り方と理想的なプロジェクト・マネジャーへの育成方法,プロジェクトを進めるうえで両輪となる進ちょく管理とリスク管理の考え方,コラボレーションを推進する会…
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電子辞書
受験生,中高年,中国語、多様化と高機能化が進む
電子辞書が売れている。 けん引力となっているのは,単に英語の辞書機能だけではなく,複数の語学辞書や専門用語辞書,あるいは辞書に限らない多様なコンテンツを搭載した高機能・高価格の「本格派タイプ」。このタイプの国内需要は2000年度には90万台だったが,2004年度には230万台とここ数年で飛躍的な伸び…
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新しいTRIZ 第3回
1970年代ロシア産の手法を現在の西側諸国でも使いやすく
これまで2回にわたりTRIZの最新事情を紹介してきた。今回からは,日本におけるTRIZ研究の第一人者に,進化するTRIZの具体的な内容について解説してもらう。今回は,1970年代にロシアで確立されたTRIZを,より時代に即した使いやすいものにしていく取り組みとして,知識ベースの刷新と体系的技術革新に…
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低コスト部品が特許を侵害!?情報力でリスクを回避
低コストな部品を求めてアジアメーカーに安易に飛び付くことは危険だ。その部品が知的財産権の問題をクリアしているとは限らないからである。とはいえ,高い部品ばかりを使っていてはコスト削減は難しい。板挟みに悩む日本メーカーにもうまい方法がある。大手メーカーや部品商社の情報が,そのカギを握っている。 (本誌)
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油圧配管継手のトキワ精機
造り方を根本から変えてコスト3割減と差異化を実現
フォークリフトやパワーショベルなど建設機械や産業機械の油圧配管継手は,製造に フォークリフトやパワーショベルなど建設機械や産業機械の油圧配管継手は,製造に熟練技能を要する。しかし最近,加工技術を大幅にレベルアップさせた韓国や中国が大量に製造するようになった。人件費は日本の1/20程度だから,国内企業…
日経クロステック Special
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- IT環境モダン化を図る中堅・中小企業続々
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総合
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