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日経ものづくり 2005年7月号
目次
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シーム溶接の三起工業
50μm以下の薄板を事もなく溶接 金属箔の可能性を広げる
東京都調布市。木造住宅や低層マンションが並ぶ閑静な住宅街の一角に,小さく「三起工業」の札。金属箔シーム溶接のメーカーである。
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第7回 精神論だけで品質は向上できない
最近,家内が新型の体重計を買ってきた。脂肪率や基礎代謝量なども一緒に測れ,数カ月分のデータも記憶できるタイプ。肥満傾向にあるのを改善しようとの意図である。
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第7巻 ボルト締結部を設計する(I)
前号の最後に,2本のボルト・ナットで締結された,引っ張り荷重を受けるT型フランジ締結体に関する宿題を出しました。考えていただけたでしょうか。
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打算の蜜月関係がボタンの掛け違いを生む
コンサルタントという職種上,顧客企業の改革方針やプロジェクトリーダーの考え方と,我々の改革手法が合致すると,継続的なコンサルテーションに発展する傾向がある。企業も自社の特色に関して理解度が深い人間の方が組みやすいし,コンサルタントも継続受注に勝るものはない。
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リビングで家族が,仲間が,シアター感覚を楽しむ
ホームプロジェクタが静かな人気だ。2002年度の国内市場規模は3万2000台だったが2004年度は6万3000台(見込み),2005年度は2002年度の3倍を超える10万台の大台に達するのではと期待されている(主要メーカー予測から電波新聞社推計)。
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エンジンの不具合で小型機墜落 連絡不足が部品取り付け不備を招く
2003年7月11日,飛行訓練を終えた航空大学校の小型機が宮崎空港に向かっていた。その途中で,突然「ブスブス」という音とともに機体が揺れ,エンジンが停止する。飛行能力を失った小型機は,空港から南に約3km離れた水田に墜落。教員と練習生2人の計3人が死亡し,練習生1人が重傷を負った。
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レジェンドの開発 第6回
迷宮の果てなき彷徨
夜間走行時の歩行者検出に赤外線カメラが有効であることに気付いた辻孝之は,橋本英樹と共に育て上げたナイトビジョン・システムを「レジェンド」開発総責任者の齊藤政昭に売り込む。商品には程遠い試作品ではあったが,齊藤はその機能の有用性を実感。レジェンドの安全技術の切り札として同システムの採用を即決した。商品…
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第14回 建て増しならぬ「建て減らし」
「介護」は大きなビジネスになる。人口の動向から,はっきり予測できる。将来性の点で“手堅い”商売だ。だからといって,深く考えずに参入することは,お勧めできない。金ばかり掛かって,本人がちっとも快適でない空間をつくる危険性がある。介護される側に立って考えることを忘れてはならない。
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プロジェクト管理 第1回 プロジェクトを可視化する重要性
正しい姿を把握することで 改善策も見えてくる
製品の大規模化,複雑化が進展する中,製品開発におけるプロジェクト管理が大きな課題となってきている。今号からは,ますます重要さを増しているプロジェクト管理を,メトリクスを利用することで効果的に進め,そして成功に導く方法について解説してもらう。第1回では,メトリクスを利用する上で大前提となるプロジェクト…
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新しいTRIZ 第5回 TRIZ/USITにおける問題解決の全体プロセス
全体プロセスを明確化したUSIT やさしく確実な「6箱方式」
問題解決のための方法論としてロシアで確立された伝統的なTRIZ。多様な手法と膨大な知識ベースを持つ優れた方法論だ。だが一方で,そうした手法や知識ベースをどう使いこなすべきかという全体プロセスが錯綜しているため,その習得には長期間を要する。今回は,そうした点を改善したUSITの基本的な考え方について解…
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日産の新開発プロセス「V-3P」
開発期間10.5カ月を実現
日産自動車が,2001年から着手した新しい開発プロセス「V-3P」。2005年1月に発売した新型車「ノート」で同プロセスを初めて採用した結果,開発期間は従来の約半分である10.5カ月を実現した。3次元CADに設計手順を盛り込む,すべての生産工程を3次元データで検討する。このような取り組みを実施し,デ…
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HEV/EVを支えるモータ技術
進む高出力/高効率化と小型・軽量化
エンジンとモータを走行用の駆動力として使うハイブリッド車(HEV)が人気を呼んでいる。ホンダは,2005年4月末の世界累計販売台数で10万台を達成。トヨタ自動車に至っては「プリウス」の北米における累計販売台数だけで,2005年3月末に約14万7000台という実績を残している。また,電気自動車(EV)…
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TOTO編(3) 両開き3面鏡
フレームを介して本体と接続
3面鏡の袖鏡(両脇の鏡)は内側を軸として開閉する。このため,洗面化粧台で3面鏡を採用した場合には,袖鏡の裏側に収納した物が取り出しにくくなってしまう。
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たかがねじ,されどねじ
見えにくい欠陥でトラブルが多発
コスト削減競争の激化で,ねじのコストも無視できない状況になってきた。ところが,低コストを狙って中国製のねじに切り替えるや否や,生産ラインでトラブルが発生。サンプルねじの検査を徹底しても特に問題は見つからない。現場の“対症療法”で対応するにも限界がある。ようやく見つけた原因は意外なものだった。
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ホンダ,単気筒汎用エンジンに世界で初めて適応制御理論を採用
バッテリがなくても負荷変動によらない回転数の安定制御が可能に
ホンダは,単気筒の汎用エンジンとしては世界で初めて適応制御の一種であるSTR(Self Tuning Regulator)を採用した「iGX440」を開発した。
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擦ってもたたいても使えるチタン 電中研,表面を硬化させる技術を開発
緑までの可視光に反応する光触媒としても有効
電力中央研究所(電中研)は,表面を硬化させることによって,擦ってもたたいても使える特性をチタンに与えることに成功し,「フレッシュグリーン」の商品名で売り込みを始めた。
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「日本の強さ」を細かく分析 ものづくり白書は「材料」に注目
経済産業省,部材産業と中小企業を施策の重点へ
政府は,2005年6月に「平成16年度ものづくり白書(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告)」を公表した。本年度版の特徴は「日本のものづくりの強さ」の分析をより進めたこと。2004年は製造業全体で過去最高益を記録したが,その要因は何か,一過性のものではないかどうか,好調さを維持するため…
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話題の歩行者衝突試験 うちでも始めました
球状物体が突き出てきたり,棒状物体が迫ってきたりと,どうにも不思議な形状のマシン。これらは自動車メーカーが保有する施設・・・ではなく,材料メーカーの日本GEプラスチックス(本社東京)が,生産拠点の真岡事業所に導入した歩行者衝突試験システムである。自動車メーカーではない同社が,このような試験システムを…
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人を育てる視点が不可欠なIT投資の本質
JR西日本福知山線の事故では,安全対策の不徹底,縦割り組織の弊害,制限速度ルールの無視,社内のコミュニケーション不足など多くが指摘されている。製造業でも,人命にかかわらないまでもこれらの問題が起り得る,と感じた人が少なくないだろう。
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秘策は長期保証
ワンランク上の製品戦略
巷で,長期保証をうたう製品がじわじわ増えてきた。保証期間が2年の2輪車,10年の高級時計…。こうした製品が登場してきている背景には,市場が成熟し機能面による差異化が難しくなってきたことや,中国製品や韓国製品などの氾濫でいまだに価格下落に歯止めがかからないことがある。製品に高い価値を付けたい,競合製品…
日経クロステック Special
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