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—— SysMLの基となったUMLは主にソフトウエア技術者向けだった。SysMLはどのような層の人々を想定しているのか。

平鍋氏 SysMLはソフトウエア技術者に限らず、機械系、電気系などの技術者、さらには技術者だけでなく行政関係者など、システムに関わる幅広いステークホルダーが対象ユーザーになる。System of Systemsのように複雑なシステムに関する要求をSysMLのような標準規格にのっとったモデルで表現することで、ステークホルダー間で早期に合意を取りやすくなる。

内田氏 私の実感では、SysMLは技術者以外の人々も自然に使えるようになっていると思う。技術者でなくとも、多くの人がSysMLを見ながら議論できるようになっている。ただし、すべてのステークホルダーがSysMLを書けるようになる必要はない。例えば、システムの発注者などは読めるだけでも構わないだろう。

 SysMLはそれほど難しい図ではないので、仮に書く必要に迫られても、あまり時間を掛けずに習得できる。

SysMLの「要求図(リクワイアメント図)」の記述例
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