PR
米Micron Technology社の五味秀樹氏 
米Micron Technology社の五味秀樹氏 
[画像のクリックで拡大表示]

――DRAMは、従来に比べると安定した市場へ変わりつつあると映ります。

 エルピーダが倒産するなど、プレーヤーが集約されたことが背景にあります。もう一つには、市場の多様化がある。従来からのパソコンに加えて、モバイル機器やサーバー、自動車などへ用途が広がっています。JEDECに縛られない多様なパッケージが出てくるなど、用途に応じたカスタマイズ色も強まってきました。コストだけの勝負、という世界ではなくなってきているわけです。

 以前はしばしば供給過剰に陥りましたが、最近は各社とも、DRAMの生産ライン当たりのアウトプット(ウエハー換算の処理枚数)が伸びなくなってきた。微細化がスローダウンし、プロセスコストも増大しているからです。結果として、需給がタイトな状況が続いている。マーケットの側面から見ると、いい方向へ動いています。