Tech Report
目次
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スズキ「ワゴンR」の分解
コスト配分のメリハリを徹底 燃費・見た目品質を重視
ひろしま産業振興機構カーテクノロジー革新センターは、地場の自動車産業育成の一環として、スズキ「ワゴンR」を分解して分析するベンチマーキング活動を実施した(図1)。前号で紹介したホンダ「N-ONE」と比較して、メリハリの効いたコスト配分が目立った。
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IHS Automotiveの自動車市場予測
世界販売は2018年に1億台規模に ASEAN、南米が今後の有望市場
調査会社であるIHS Automotiveは、世界自動車市場における車両総質量3.5t以下の販売台数予測を発表した。それによると、2018年に世界販売台数は1億台を超え、国別シェアでは中国、米国、インドの順になると予想する。また、日系メーカーの販売台数における新興国市場の割合は2020年に50 %に…
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日本精工/ミネベアのターボチャージャ用玉軸受
燃費重視を背景に再評価 量産開始、新素材の採用など動き急
ターボチャージャのロータを支える軸受を玉軸受にする動きが加速してきた(図1)。これまでは滑り軸受が主流だが、玉軸受を使う試みは長い間続いており、実績もある。それがここへ来て再燃した。
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「CEATEC JAPAN 2013」報告
トヨタが最新のワイヤレス給電技術 デンソーはSiC MOSFETを出展
2013年10月に開催されたエレクトロニクス技術の展示会「CEATEC JAPAN 2013」。本来は主役の電機メーカーに元気がないなか、自動車関連メーカーの出展が目立った。各社の電動化技術を中心に紹介する。
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ホンダの最新車両工場
自動化を徹底して生産効率向上 「世界のマザー工場」と位置付ける
ホンダは2013年11月、埼玉製作所・寄居工場を報道関係者に公開した(図1)。自動化技術を多く投入し、生産効率を高めた。「日本が世界でリードし続けるためのマザー工場」(同社社長の伊東孝紳氏)と位置付け、同工場に導入した生産技術を今後は新興国の工場に採用していく方針だ。
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Honda Meeting 2013
2015年から直噴ターボエンジン投入 「NSX」のパワートレーンも公開
ホンダは2013年11月、栃木研究所で「Honda Meeting 2013」を開催し、開発中のパワートレーンや安全技術を公開。3種類のターボチャージャ付き直噴ガソリンエンジンや、「Acura RLX」「同NSX」に積むハイブリッドシステム「SH-AWD」を披露した。
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第43回東京モーターショー2013
多様なエネルギに対応するコンセプト車 軽のスポーツカーやSUVを提案
2013年11月23日に一般公開が始まった「第43回東京モーターショー2013」。国内メーカーの出展車両は燃料電池車(FCV)、電気自動車(EV)、圧縮天然ガス(CNG)車など多様なエネルギへの対応が目立った。軽自動車の販売比率が上がるのに対応してスポーツカーやSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビー…
日経クロステック Special
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