New Car Report
目次
-
日産自動車「ティアナ」
ロアリンクをブッシュ2個でつなぐ リアカメラ1個で3種の安全機能を実現
日産自動車は、新型「ティアナ」を2014年2月に発売した(図1)。無段変速機(CVT)やサスペンションの構造を工夫するなどして燃費性能や乗り心地、操縦安定性を高めた。販売目標は月520台。販売価格は税抜きで231万4000~290万円。
-
日産自動車「デイズ ルークス」、三菱自動車「eKスペース」
シートもサーキュレーターも子育て支援 ニッケル水素電池で回生
日産自動車と三菱自動車の合弁会社であるNMKVは、軽のスーパーハイトワゴンを開発した。日産が「デイズ ルークス」、三菱が「eKスペース」として発売した(図1、2)。「デイズ」「eKワゴン」に次ぐNMKVの第2弾。子育て中の母親を想定ユーザーとして、各要素の開発の方向を合わせた。
-
トヨタ自動車「ノア/ヴォクシー」
車体後部のプラットホームを新設計 室内空間広げて使い勝手高める
トヨタ自動車は、ミニバンの「ノア」「ヴォクシー」を全面改良し、2014年1月に発売した(図1)。排気量2.0Lのガソリンエンジンに加えて、同車として初めてハイブリッド車をラインアップに加えた。室内空間を広げるためプラットホームを新設計し、シートの使い勝手も高めている。
-
BMW社「X5」
ディーゼルが8割の受注 低速での自動運転機能を設定
ドイツBMW社が2013年11月に発売したSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の新型「X5」(図1)。ディーゼルエンジンを改良して出力とトルクを向上させたほか、アイドリングストップ機構を採用し、空気抵抗を減らしてJC08モード燃費を25%向上させた。
-
スズキ「ハスラー」
SUVとワゴンの魅力を両立 悪路での走破性を向上
スズキは、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の悪路走破性と、ワゴンの使い勝手を兼ね備えた新しいジャンルの軽自動車「ハスラー」を2013年12月に発売した(図1)。価格はベースグレードが104万8950円から。
-
GM社「シボレーコルベット」
アルミ骨格を全面採用 気筒休止で競合車中最も省燃費
米GM社の日本法人、ゼネラルモーターズ・ジャパンは、Al(アルミニウム)合金製の骨格を採用した新型「シボレーコルベット」を2014年春に市場投入する(図1)。クーペは4月、コンバーチブルは5月に発売する。米国では「Corvette Stingray」の名前で発売し、2代目以来45年振りに「Sting…
-
トヨタ自動車「ハリアー」
新MCプラットフォームで小型に 電池は後席下に積み荷室を広く
トヨタ自動車は2013年12月、10年ぶりに全面改良した3代目となる新型「ハリアー」を発売した(図1)。排気量2.0Lのガソリンエンジン搭載車と、2.5Lエンジンに前後のモータを組み合わせたハイブリッド車(HEV)の2種類を用意、272万円からと買いやすい価格とした。
-
ホンダ「ヴェゼル」
直噴とハイブリッドで燃費と出力を向上 「フィット」と共通のプラットフォームを活用
ホンダは2013年12月、新型の小型SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)「ヴェゼル」を発売した(図1)。同社として初めて直噴エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせ、燃費性能と運動性能の両立を図った。ハイブリッド車(HEV)の販売価格は219万円から。目標販売台数は月4000台で、埼玉製作…
-
BMW社「4シリーズ」
3シリーズベースのクーペ 自動ブレーキ、緊急通報機能備える
ドイツBMW社は従来の「3シリーズクーペ」を全面改良して「4シリーズ」として発売した(図1)。従来より、長く、幅広く、低いボディとし、安全装備を充実させたのが特徴。単眼カメラを使った自動ブレーキ、データ通信モジュールを使った緊急通報機能を備える。
-
日産自動車「スカイライン」
国内仕様はハイブリッドに絞る 世界初のステア・バイ・ワイヤ
日産自動車は、4ドアセダン「スカイライン」を全面改良し、2014年2月末に発売すると発表した(図1)。国内販売車種をハイブリッド仕様に絞り込んだことや、エンブレムを世界統一の「インフィニティ」ブランドのものにしたのが特徴だ。
-
ホンダ「オデッセイ」
全高を高くし室内を広く 燃料タンク薄くし低床化
ホンダはミニバン「オデッセイ」を全面改良し、11月1日に発売した(図1)。3代目、4代目が全高を低く抑えたデザインを特徴としていたのに対し、5代目に当たる新型オデッセイは、全高を150mm高くし、居住性を大幅に向上させたのが特徴だ。
-
日産自動車「エクストレイル」
「デュアリス」の顧客を取り込む 単眼カメラで自動ブレーキを実現
日産自動車は2013年10月、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)「エクストレイル」を全面改良し、同年12月に発売すると発表した(図1)。世界の9拠点で生産し、計画台数は合計で年50万台に上る見込みだ。
-
マツダ「アクセラ」
3種類のパワートレーンを用意 ハイブリッドは「プリウス」がベース
マツダは10月、新型「アクセラ」の国内仕様を発表した。ハッチバックとセダンの二つのボディ形状があり、パワートレーンはガソリンハイブリッド、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンの3種類を用意する(図1)。11月からハイブリッド車(HEV)とガソリン車を発売し、2014年1月にディーゼル車を発売する。
-
ダイハツ「タント」
右後ろもスライドドアにしながら 実質70kg軽く、5万円安い
ダイハツ工業は、軽乗用車「タント」を全面改良し、2013年10月に発売した(図1)。これまで左後ろだけだったスライドドアを右後ろにも採用するなど70kg分の装備を増やしながら2輪駆動「X」グレードの車体質量を従来と同様の930kgに抑えた。価格は同グレードで117万円と、実質5万円値下げした。
-
ホンダ「N-WGN」
年20万台超の販売狙う Na封入排気バルブを採用
ホンダは2013年11月20日、新型軽自動車「N-WGN(エヌワゴン)」を発売した(図1)。ガソリンエンジンや無段変速機(CVT)を改良したことで、JC08モード燃費は29.2km/Lに達する。目標販売台数は月1万2000台。販売価格は自然吸気エンジンの搭載車で113万1000円から、ターボ車で13…