
連載
EV/HEV部品解剖
目次
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最終回:全固体リチウム電池 安全で高エネルギー密度
液体の電解質を固体にした全固体リチウム電池。安全性やエネルギー密度を高められるとして、研究が進んでいる。東京工業大学はトヨタ自動車らと共同で、電解液と同等のイオン伝導度に達する硫化物系の無機系固体電解質を見いだした。実用化に向けた課題は多いが、将来のリチウム電池向け電解質の“本命”になる可能性がある…日経Automotive
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第29回:SiCやデジタル制御を採用 高効率・小型の車載充電器
オムロンオートモーティブエレクトロニクスは、現時点で最も効率が高く、小さいとみられる車載充電器を開発中で、2年後の実用化を目指している。SiCやデジタル制御といった技術を積極的に採用した。車載電源部品では後発のオムロンだが、同技術をテコに自動車事業を拡大する考えだ。日経Automotive
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第28回:キャパシタ容量を5割増 電極に新カーボン材
電気二重層キャパシタの速い充放電特性を損なうことなく、電気容量を大きく高められる新しい電極材を豊橋技術科学大学が開発した。「カーボンナノバルーン」と呼ぶもので、量産品で使う活性炭に比べて電気容量を5割増やせる。さらに次世代材料として最近研究が進むカーボンナノチューブに比べても電気容量を高められそうだ…日経Automotive