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CFRTPでクルマを造る 量産に向き、安い
自動車を樹脂化する手段として、CFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)が浮上してきた。これまで開発が進められてきたCFRP(炭素繊維強化樹脂)のマトリックスはエポキシに代表される熱硬化性樹脂。これに対し、CFRTPはPP(ポリプロピレン)のような熱可塑性の樹脂を使う。CFRPが航空機から転用された技術…
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ステア・バイ・ワイヤの全貌
日産が世界で初めて量産化
“将来”のステアリング技術と言われ続けてきたステア・バイ・ワイヤ。日産自動車がハイブリッド車「スカイライン」で実用化した。バックアップ機構を設けて信頼性を高め、量産にこぎ着けた。その全貌を明らかにする。
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48V電源、 2016年に実用化へ
燃費改善効果15%を狙う
燃費規制が厳しく強化される欧州で、48Vの電源を使ったベルト駆動のオルタネータ/モータで回生やアシストの効果を高めるマイルドハイブリッド車が注目されている。フルハイブリッド車よりも追加コストが安く、最大で15%程度の燃費改善を狙える同システムが2016年後半に実用化されそうだ。
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自動運転車で巻き返し図る日系メーカー
トヨタ、日産、ホンダが本格参戦
世界中で開発競争が激しくなっている自動運転車。欧米に遅れをとっていた日本が追い上げている。トヨタ、日産、ホンダの3社が開発中の車両を公開。さらに国内の公道で走行する環境が整い始めた。日系3社の実力を探る。