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Xilinxが5G向けFPGA、A-D/D-A変換器混載へ
「道場破り」でアナログメーカーと真っ向勝負か
米Xilinx社は、「ZYNQ」シリーズなどの、FPGAを含むSoC(System on Chip)に、無線通信用RFアナログ回路の大部分を混載するアーキテクチャー「All Programmable RFSoC」を発表した。混載するのはミキサーやフィルター、A-D/D-A変換器などだ。第5世代移動体…
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有機TFT数千個を集積可能に、1枚10円のRFIDタグを印刷へ
4年後の実用化目指す
有機TFTを印刷技術で数千個集積し、格安のRFIDタグを作る動きが具体化してきた。
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電力半減のミドルレンジFPGA、Micosemiが大手と真っ向勝負
「コスト面でも我々の28nmプロセスが最も優位」
「従来のミドルレンジFPGAに対する市場の認識を一変させる」(米Microsemi社Vice President&Business Unit Manager, SoC Products GroupのBruce Weyer氏)。
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世界最速スパコンを日本から、1Exaに向けPEZYが第一歩
まずは6月にも国内最速
スーパーコンピューター世界一の座を日本に取り戻す。この野望に向けて、ベンチャー企業のPEZYグループが動き出した。
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印刷で世界最高移動度のIC、920MHz使い捨てタグに応用
東レが新製法のCNT塗布で実現
東レは、塗布型半導体の電子移動度を世界最高水準の81cm2/Vsに高める製造技術を開発した(図1)。920MHz帯のRF IDタグの無線回路に使え、安価な印刷工程により既存品に対して桁違いの低価格化が見込める。早期の実用化を経て、2020年ごろに普及させる狙いだ。フレキシブルディスプレー、薄膜太陽電…
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MicrosoftのHoloLensを分解、性能重視のぜいたくな「試作品」
専用設計で高度なARを実現
「光学系には手がかかっている。高コントラスト・高輝度を実現するために高価な部品を使っている」。米Microsoft社の光学透過型ヘッドマウントディスプレー(HMD)「Microsoft HoloLens」の中身は、国内メーカーでHMDを開発する技術者を驚かせた。「普通なら使わないような部品」(同氏)…
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任天堂の新型機「Switch」、触覚フィードバックの次はVRか
米国でVR関連特許を出願
「テレビゲームのプレースタイルを多様化させる新しいゲーム機」─。任天堂 代表取締役社長の君島達己氏は、2017年3月3日に発売する同社の新しい据置型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の発表会でこう胸を張った。これに対して株式市場や投資家の反応は冷ややかだ。価格が2万9…
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大面積エレクトロニクスは宝の山、ナノインプリントで攻める凸版
200億円の新規事業を2020年度までに開拓
車載機器や電子機器の進化を促す高機能部品を、大面積基板を使って低コストで製造する。これにより、革新的な製品を次々に生み出し、エレクトロニクス分野の新規事業を開拓する。こうした取り組みを凸版印刷が加速させている。「2020年度に約200億円の売り上げを目指す」(同社)
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自動運転を安全にする新手法、JASPARがSTAMP/STPA推進
相互作用に着目して想定外の事故をなくす
車載システム関連の標準化を手掛けるJASPARは、自動運転車の安全性を向上できる新手法の普及促進に乗り出す。車載システムの開発の初期段階で、将来事故につながりかねない要素をあぶりだす安全性解析手法「STAMP/STPA」を採用する。2017年1月16日にJASPARの機能安全ワーキンググループ(WG…
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CNTで超高感度テラヘルツカメラ、モノや人の黒体輻射を撮影
薬の検査や医療・ヘルスケア用途で実用化の準備進む
テラヘルツ(THz)波でモノや生体を見ることができるフレキシブルTHzカメラが登場した。感度が既存のTHzカメラの数十倍と非常に高く、撮影対象の黒体輻射を映像にできる。
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Amazonの音声認識が席巻、クルマや家電が軒並み対応
コンシューマー関連の展示会「CES 2017」から
音声認識が電子機器のユーザーインターフェース(UI)の主役になる─。そう予感させるほど、2017年1月に開催されたコンシューマーエレクトロニクス関連の展示会「CES2017」では、音声認識機能を備えた家電やクルマの発表が相次いだ。その中で大きな存在感を示していたのが、米Amazon.com社の音声認…
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有機ELディスプレーに対抗、液晶でコントラスト比100万対1
クルマや医療へ、パナソニック液晶が開発
何もないように見えた暗闇の中に突然、花火が上がる。パナソニック液晶ディスプレイが開発したコントラスト100万対1の液晶ディスプレーに映し出された映像は、映像だと分かっていても、まるで目の前で本物の小さな花火を打ち上げているように見えた。液晶ディスプレーが表示する黒色が完全に暗闇の中に溶け込んでいたか…
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CO2ガスを直接還元、燃料電池技術活用の人工光合成
昭和シェル石油が実現、効率は植物並み
植物の光合成を模倣した人工光合成技術。温室効果があるとされる二酸化炭素(CO2)を原料に、エネルギー源になる有機物を獲得できることから、世界中で研究開発が活発化している。そんな中、ユニークな研究成果がまた1つ登場した。
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一円玉大で1mW振動発電、液体使う新原理で10mWも
エレクトレットとMEMSで実現、広い周波数振動を変換
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東芝、3D NANDで200層狙う、生産量急増をAI活用でしのぐ
3次元化でデータセンター用SSDの高信頼性を実現
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村田がLTCC技術を樹脂に応用、基板と高周波部品が融合へ
細い伝送線に信号線20本を収納
村田製作所は2016年11月、液晶パネル向け樹脂材料を提供していたプライマテックを買収したのを皮切りに、それまでプライマテックの樹脂を基に水面下で開発と製品化を進めていた独自の多層樹脂基板技術「MetroCirc(メトロサーク)」を公にアピールし始めた(図1)。MetroCirc向け技術者の人材も募…
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日立が「レンズレス」カメラ、ばら撒けるほど安く小さく
フィルム使う新技術で画像処理量は1/300に
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村田が買収の新型キャパシター、MLCCしのぐ低ESLと薄さを実現
「electronica 2016」でアピール
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“折りたたみ端末”に新提案、見開き型液晶をJDIが開発
外枠を徹底的に細く、画質や消費電力は維持
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小が大をのむ液晶再編、凸版が好調な台湾社を買収
もう風前の灯火なんて言わせない