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─ここにきて、生産に向けた経営トップの意識が変わってきたのはどこに理由があるのでしょうか。

中尾氏:1つの理由は現場で施工する人員が減ってきていることにあります。これはどこのメーカーさんでも同じだと思いますが、今回のように、東北での復興需要が旺盛であっても、なかなか職人が集まらないというジレンマがあります。こうした状況では、工場での生産比率を上げて、現場での施工の負荷を軽減する必要が出てきます。こうした理由から、工場の果たす役割が今まで以上に高くなります。

─第一工場は、日本初の住宅専門工場として知られる奈良工場を建て替えて造る工場です1)。稼働に向けた現在の進捗状況をお聞きします。

中尾氏:建て替え後の建屋は2013年9月末に完成しています。メインラインである住宅の壁を構成する外壁パネルのラインを含めて、2013年12月18日に全ラインを稼働させるスケジュールで現在準備を進めています。

─2013年2月に報道発表した際に、2013年12月の稼働開始をうたっていましたので、予定通り進捗しているわけですね。

中尾氏:はい。例年1~3月は、駆け込み需要がたくさんあります。何とかそこには間に合わせないと生産に支障を来しますので、現在追い込みをかけています。

参考文献
1)「強い工場」取材班,「環境モデル工場で工場を売る、実地データで効果を裏付け」,『日経ものづくり』,2013年5月号,pp.55-57.