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図1●hitoeを使った生体情報計測用ウエアの活用
東レとNTT、NTTドコモが共同開発した。着るだけで心拍数や心電波形を計測できる。スマートフォンを使ってリアルタイムでデータを見ながら運動することも可能だ。
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 東レと日本電信電話(NTT)は、ナノファイバー繊維と導電性高分子を使った新しい機能素材「hitoe」を共同開発した。伸縮性を備えた1種の布地で、これを内部に貼って電極として使うことにより、着るだけで心拍数や心電波形を計測できる肌着などを実現できる(図1)。

 hitoeは、直径が700nmと極細のポリエチレン・テレフタレート(PET)製の繊維(PETナノファイバー)に導電性高分子の1種であるPEDOT-PSS〔ポリ(3、4-エチレンジオキシチオフェン)-ポリ(スチレンスルホン酸)〕を含浸させたもの。電極として機能する導電性を確保しながら、衣類としての適度な伸縮性としなやかさを兼ね備える。2014年中には、NTTドコモがhitoeを利用した生体情報計測用ウエアとスマートフォンなどを組み合わせて、新しいヘルスケアサービスの提供を開始する予定だ。