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 熟練技能者の技をいかに効果的・継続的に若手技能者に伝承していくか─。プラント機器や原動機、原子力用の貯蔵容器(キャスク)、シールド掘削機などの開発・生産を手掛ける日立造船機械・インフラ本部は、この課題に挑むべく、ベテラン技能者がマンツーマンで若手技能者に技能を授ける「スキルインストラクター制度」を2011年に発足させた。

 現場から推薦された優れた技能を持つ人材を「スキルインストラクター」として認定し、彼らの持つ技能や知識を、業務時間外の座学や実習などのOFF-JTで若手技能者に教え込んでいく制度だ。有明工場を中心に、向島工場、堺工場で同制度を展開しており、現在、各工場で20~30人ほどがスキルインストラクターからの指導を受けている(図1)。

図1●スキルインストラクターによる指導の様子
再雇用者を中心とした熟練技能者(スキルインストラクター)が、マンツーマンで若手の指導に当たる。
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