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 さまざまな環境の変化によって、多くの企業が人づくりに再び力を入れ始めている。これらの企業に共通するのは、技術や技能の“伝承”という考えが人材育成の基本にあることだ。人材力の再強化が必要となった背景の1つとして、社内外での分業化の行き過ぎを挙げる企業も多い。

 こうした状況が当てはまらない地域の1つが沖縄県である。沖縄県の県内総生産における製造業の割合は4.0%と、全国(国内総生産に対する比率)の19.4%よりもかなり低い。そのため、分業化が進みにくく、伝承を人材育成の基本にできる企業は少ない。沖縄における人材育成の現場を見てみよう。