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ソニーは、赤字が続く事業の切り離しを決断した。しかし、復活のためには残りのエレクトロニクス事業を成長軌道に乗せることが必要だ。事業部間の連携による商品力強化や新規事業の創出に取り組む中で、開発現場の雰囲気が変わってきた。開発現場の活気を、成長につなげられるか。

 「真面目ナル技術者ノ技能ヲ最高度ニ発揮セシムベキ自由闊達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設」─。1946年に井深大氏が起草したこの設立趣意書とともに、ソニー(当時は東京通信工業)は誕生した。それから月日が流れた現在、多くの日本のエレクトロニクスメーカーと同様に、ソニーは業績低迷という長いトンネルから抜け出せずにいる。