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Foxconn深セン拠点の採用オフィスに集まった人々(2012年撮影)
Foxconn深セン拠点の採用オフィスに集まった人々(2012年撮影)
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 「中国の若者を直接作業者や初級設計者として大量雇用できた時代は過ぎ去った。その場所として考えるだけならば、中国には魅力がもうほとんどない─」(台湾系EMS/ODM企業の元経営者)。中国では今、専門学校や大学を卒業し5年経験を積んだエンジニアに、2008年時点より38~54%高い基本給を払う必要がある。ワーカーと呼ばれる単純作業者に至っては、基本給相場が2008年比で1.9倍になった(図11),2)

図1 中国労働者市場の魅力がさらに低下
図1 中国労働者市場の魅力がさらに低下
中国では正規雇用の直接作業者や若手エンジニアの賃金水準が5年で1.2~1.9倍に上昇した(a、b)。固定費を抑えるため派遣労働者が多用されてきたが、法改正によって多用しづらくなる(c)。
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