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 今回、このコラムを書くに当たって筆者は数年ぶりにフィリピンを訪問し、長年の付き合いで気心が知れた現地のキーマンから、今のフィリピンのものづくりで何が起きているかを聞いてみた。

 発展途上国が変化する速度は、先進国に比べてかなり速い。数年も目を離せば、以前とは全く違った状況になっていることが常である。ある程度の予想はしていたが、今回の訪問でそのことを筆者は強く再認識した。

 フィリピンのものづくり産業は、2008年に起きたリーマン・ショックの影響も小さく、着実に成長を続けており、アジアにおいて重要な地位を占めつつある。今号から2回に分けてフィリピンのものづくり現場をレポートする。