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IBM社が開発した脳型プロセッサー群。パッケージに脳のデザインがある。(写真:IBM社)
IBM社が開発した脳型プロセッサー群。パッケージに脳のデザインがある。(写真:IBM社)
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 米IBM社と米Cornell Universityは、脳にある神経細胞(ニューロン)とニューロン間の接合部(シナプス)を模した機能を、数の上では“蜂の脳並み”に集積した半導体チップ「TrueNorth」を開発した(図1)。このチップを16個相互接続したA4判大のボードも開発し、「シナプス数はまだ足りないが、ニューロン数では“マウスの脳並み”」(IBM Almaden Research Center Cognitive Computing group、Lead ResearcherのDharmendra Modha氏)の規模を実現したという。

図1 4096コアを1チップに集積
図1 4096コアを1チップに集積
IBM社の脳型プロセッサーのダイ写真を示した。1コア内には、シナプスの活性度情報を記録するSRAM、256個のニューロン、他のコアとの通信を担うルーターやスパイク状の信号のタイミングを制御するスケジューラーなどが実装されている。1チップ上にはこのコアが64×64(4096)個集積されている。(写真:IBM Research)
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