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におい受容体を人工的に再現した携帯型のにおいセンサー(写真:東京大学)
におい受容体を人工的に再現した携帯型のにおいセンサー(写真:東京大学)
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 動物の鼻に似た原理を使って、におい物質を感知する技術を東京大学生産技術研究所 教授の竹内 昌治氏らの研究グループが開発した(図1)。におい受容体と呼ぶ生体センサーを培養細胞で形成して実現する。

図1 昆虫のにおい受容体をセンサーに
図1 昆虫のにおい受容体をセンサーに
(a)昆虫のにおい受容体(におい検知タンパク質)を人工培養し、スフェロイドと呼ぶ立体構造の細胞集合体を構成する。これをにおい受容体として機能させるため、水を入れた微小容器に収め、表面が濡れた状態を保つ。(b)におい受容体のもとになる膜タンパク質の動作原理。特定のにおい物質と反応し形状を変え、イオンの流れを制御する。(図:東京大学)
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