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 ハイブリッド車(HEV)/電気自動車(EV)用のモーター制御マイコン最大手のルネサス エレクトロニクスは2014年8月、次世代品「RH850/C1x」を発表した(図1)。米系完成車メーカーの要求に応えやすい設計とし、海外市場の開拓に本腰を入れる。2016年5月ごろの量産を目指す。

図1 HEV/EV用の次世代マイコン「RH850/C1x」シリーズ
高機能版では3個のコアを搭載するなどして、「ASIL C/D」相当を実現。さらにレゾルバ用のR/Dコンバーター回路を2個内蔵する。
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