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 異なる材料同士を接着剤や締結要素なしで強固にくっつける異種材料接合技術が、対象となる材料の種類を広げている。

 樹脂と金属を直接接合する技術「AMALPHA」を開発したメックは、使用できる樹脂を従来の5種類から17種類に増やした1)。金属では、アルミニウム(Al)合金の展伸材に加えて、同じくAl合金ではあるもののアルミダイカストの接合を可能にした。特に、このアルミダイカストが接合可能な材料に加わったことで、同材料を使った部品が多い自動車分野への展開が加速する可能性がある。