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米IBM社は2014年7月、半導体の7nm世代以下の微細化技術、およびコグニティブ(認知)コンピューティングや量子コンピューター、グラフェンやカーボンナノチューブといったポストSi技術の研究開発に、今後5年間で30億米ドル(3000億円超)という巨額を投資すると発表した。それに先立つ2014年1月には、研究開発体制をコグニティブコンピューティングを軸に刷新している。IBM社 Almaden Research Center(アルマデン研究所)の所長であるWelser氏に、研究開発体制の刷新の背景や新たな投資の狙いについて聞いた。

(聞き手は野澤哲生=日経エレクトロニクス)