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 情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)の発達により、インターネットでさまざまなものがつながるIoT(Internet of Things)を利用した新たな製品やサービスが次々と登場している。その技術やシステムの斬新さに目を奪われがちだが、本連載の第1回(2014年10月号)では技術に視点を置くのではなく、生活の場などに生じるニーズに視点を置くべきと述べた。社会がどう動いているのか、そして何が大切なのか、実情をよく見極めた上でIoTの活用を発想することが大切だ。

 ここでは、社会活動に視点を置いてIoTを捉え、それによって新しいビジネス発想を得られるようにしたい。そのための“座標軸”となる言葉が「ネオダマ」だ。