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担当者から

実用化に5~6年は必要?
 今から5年前。米国ニューオリンズで開催されたコンピューターグラフィックス関連で世界最大の学会「SIGGRAPH 2009」に参加しました。当時、Khronos Groupが主催する「OpenCL」の会合に参加し、米Intel社、米NVIDIA社、米AMD社のOpenCLの解説を聞きながら、「OpenCLからFPGAに高位合成できないものか」と感じたのを、特集の取材の中で思い出しました。当時は策定されてから9カ月ほどとできたてホヤホヤの技術でしたが、それから5年。OpenCLはようやくFPGA向けの言語として実用化が始まりました。日進月歩の電子産業といえども、言語やフレームワークの普及は長い時間がかかるものです。 (進藤)

悲しい事故を減らすための技術
 商用車の解説記事の執筆が佳境に迫っていた10月23日、北海道南部で観光バスとトラックが正面衝突したという事故のニュースが飛び込んできました。報道によると、双方の運転手は死亡、バスに乗っていた観光客17人と添乗員1人が病院で手当てを受けたそうです。バスやトラックは我々の生活に必要不可欠な存在ですが、同時に怖い存在でもあることを改めて思い知らされました。日本では11月1日に大型のバスやトラックなどの新型車への衝突被害軽減ブレーキの義務化が始まったばかり。運転支援や自動運転の技術が、法規制の整備と歩調を合わせて世の中に浸透し、悲しい事故が減ることを願ってやみません。(久米)