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ホンダが正念場を迎えている。昨年から今年にかけて、主力の小型車「フィット」などでリコール(回収・無償修理)が相次いだからだ。再発防止に向けて、「品質重視」のクルマづくりに軌道修正した。品質管理体制を強化した上で、2014年度に入って凍結していた新車販売も12月に再開。ハイブリッド技術や安全技術などを武器に巻き返しに出る。いまこそ、「技術と品質」にこだわってきた同社の底力が問われる。

国内販売台数の推移
消費税引き上げ後の反動減からの回復で、トヨタ自動車との差が広がりつつある。
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リコール関連の動き
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埼玉製作所寄居工場
写真提供:ホンダ
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