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 帝人の熱可塑性炭素繊維強化樹脂(CFRP)「Sereebo(セリーボ)」製の自動車部品が「量産に向けて最終段階を迎えている」と、同社炭素繊維・複合材料事業本部長で東邦テナックス代表取締役社長の吉野隆氏が明らかにした(図)。同社が2014年11月6日に都内で開いた事業説明会においてだ。量産する部品は、米General Motors社(以下、GM社)が世界戦略車に採用する計画だ。

図●GM社と帝人による熱可塑性CFRPの量産車適用プロジェクトの現在までの進捗
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