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 「データを分析すると冬場の給水温度を今より下げても、水処理装置の稼働に与えるリスクは低そうです。試してみますか」。工場設備大手、栗田工業の水処理装置(図1)を利用する、あるプリント基板関連メーカーの工場。2013年秋、同工場では、これまで思いつきもしなかった提案を栗田工業から受けて検討し、段階的に実施することを決めた。

図1●栗田工業の水処理装置
栗田工業の水処理装置は、半導体や液晶パネルの製造工場向けなどで高いシェアを持つ。こうした装置にセンサーを取り付け、リアルタイムでデータを収集する。
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