サービスを強化しようとしている企業の多くは、製品をインターネット接続することで新たなサービスの可能性が開けると考えている。もっとも多くの企業が製品の位置付けを軽く見ているわけではない。サービス単体での事業性に期待する向きは少なく、当面、製品の競争力を高めたり、製品の価値を増幅させたりするという方向性の下でのサービス拡大が続くようだ。
Q1 製品がインターネットにつながることによって新たなサービスが考えられるか
全体の52.7%が「新たなサービスが可能と思う」と回答している。全回答者のうち、「サービスを強化しようとしている」回答者に絞ると「新たなサービスが可能と思う」の回答率が64.9%に上昇する。インターネット接続がサービス強化の有力な手段と考えられていることが分かる。