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パートナー企業によるSDAccel対応のボード(写真:Xilinx社)
パートナー企業によるSDAccel対応のボード(写真:Xilinx社)
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 クラウドサービスの実現など、データセンターでの演算にFPGAを使う動きが加速してきた。従来、この領域では米Altera社が積極的な取り組みをしていたが注1)、この流れにFPGA最大手の米Xilinx社も追随する。データセンターでの画像認識や暗号化、テキスト検索といった処理に向けて、ソフトウエア技術者向けのFPGA開発ツール「SDAccel」を2014年11月、Xilinx社が発表した。今は特定顧客向けに限定的に提供しており、2015年前半に正式提供する。FPGAの大手2社がそろって、データセンター分野を強化する形だ。

注1)例えば、米Microsoft社がWeb検索エンジン「Bing」の高速化に向けて米Altera社のFPGAの採用を発表している。