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通信事業者のインフラが、通信専用の高価なハードウエアから、データセンターなどで使われる汎用のx86サーバーに移り変わろうとしている。世界の大手通信事業者が団結して打ち出した、汎用サーバーで通信インフラを実現する技術「NFV」がいよいよ現実のものとなり、商用化しようとしているのだ。IT分野で広く普及する仮想化技術を通信分野に持ち込むことで、迅速な通信容量の拡張や新サービスの立ち上げ、インフラの柔軟性向上や運用の負荷軽減などを狙う。

(写真:Getty Images)