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 ワイ・ジー・ケーはエンジンからの排ガスでタービンを回して発電し、その電力でモーターを回してエンジンをアシストする「EER(Exhaust Energy Recovery)ハイブリッドシステム」を開発した(図1、2)。

図1 EERハイブリッドシステムのタービンハウジング
中身のタービンを含めワイ・ジー・ケー内製。径の小さいラジアル型であるため、効率は33%と、発電用の大型タービンの世界から見ると恐ろしく低い。それでもエンジンの総合効率を10%上げる力がある。
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図2 EERハイブリッドシステムの構成
ここにはウエイスト・ゲート・バルブが見えているが、発電機でタービンの回転を制御できるため、試作車では省略した。
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