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 東レは、白色LEDデバイスを光源に使ったヘッドランプの軽量・低コスト化や省エネ化に役立つ蛍光体シートを開発した(図1)。シリコーン樹脂を主成分とするバインダーに蛍光体を分散させたシートで、青色LEDと黄色の蛍光体、あるいは赤・緑色の蛍光体を組み合わせた白色LEDデバイスに適用できる。

図1 開発した白色LED用蛍光体シートの一例
シリコーン樹脂を主成分とするバインダーに蛍光体を分散させシートにした。
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 LEDヘッドランプの軽量・低コスト化や省エネ化が可能になるのは、白色LEDデバイスの輝度を10%以上向上できるからだ。輝度向上分を、ヘッドランプに使う白色LEDデバイスの個数削減や消費電力低減に回せば、ランプの軽量・低コスト化や省エネ化が可能になる。しかも、後述のように、100万~200万円/kgとされる高価な蛍光体の使用量も減らせ、製造プロセスも短縮できることから、白色LEDデバイスのトータルコストを従来製法から半減できる可能性があるという。