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燃料電池(FC)に関する特許実施権の無償提供を1月に発表したトヨタ自動車。自動車関連4団体の賀詞交歓会で、社長の豊田章男氏に同取り組みの狙いや2015年の抱負について聞いた。

Q これまで凍結していた新工場建設を解禁する考えはあるか。

 凍結の解除はもう時間の問題だ。ただし、3年前と同じやり方で再開するかというと、それは絶対にノーだ。それでは競争力が上がらないし、前と同じ道を通るだけだ。

 新工場建設を3年間凍結した目的は、単に原単位の改善やキャパシティー増加のためだけではなく、日本のものづくりにおいて色々な意味で「もっと良いクルマを造るための工場は、どうあるべきか」を考えるためだった。したがって、これを解除するに当たっては、「とんでもなく原単位が変わる」とか、「今後できる工場では景色が全然違う」というものが無い限り、私は3年間ではなくもっと先に延ばすべきだと考える。