製造業をめぐる環境が激変しつつあります。キーワードは3つあります。3D、サービス、そしてIoT(Internet ofThings)です。3Dといえば、避けて通れないのが3Dプリンティング技術の進展です。3Dプリンティングを含むAdditive Manufacturing(AM:付加造形)に関しては、今後、製造業において量産装置としての活用が大きく進む方向です。もう1つ、今後確実に進展しそうなのが、製造業におけるサービス強化の方向性です。もっとも、ここでいう「サービス」とは、「アフターサービス」のことではありません。顧客が本当に必要としていることを提供するという意味のサービスです。これを後押しするのが、IoTに象徴される機器のネットワーク化です。インターネットを、顧客とより強くつながるための基盤と捉えることこそが、将来にわたって競争力を維持していくための条件になります。
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