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ドローンと呼ばれる無人飛行体の活用が世界中で活発になっている。テレビ番組の映像撮影などで利用が進み、無人宅配の試みも始まっている。現在のドローンはどのような内部構造でどんな部品が使われているのか。また、そこから見えるドローンの可能性とは何か。電子機器の分解や部品の分析を手掛けるルネサス エレクトロニクスの清水氏に解説してもらう。(本誌)

 最近「ドローン」と呼ばれる無人飛行体が話題を呼んでいる。我々はさまざまなメーカーのドローンを入手して性能や耐久性を評価するとともに、分解して内部構造や使用されている半導体などの部品を調査している。今回は中国メーカー製のドローンを分解して、内部の構造や部品を明らかにしたいと思う(図1)。

図1 今回分解した中国製ドローン
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 今回分解するドローンは、広州市のメーカーが販売している製品だ。日本の楽天市場やAmazon.comなどのショッピングサイトでも購入できる。ドローンはプロペラの数が6つや8つのタイプもあるが、今回のドローンは4つのタイプである。4つのプロペラの回転を制御して、上昇下降や前進後退を行う。6つや8つのタイプはもう少し細かい動きが可能だが、飛行原理は基本的に同じである。