PR

 小型で低価格な光造形方式の3Dプリンターが相次いで登場している。XYZプリンティングジャパン(本社東京)は2015年3月上旬に約23万円の「ノーベル 1.0」を発売。ムトーエンジニアリング(本社東京)も2015年内の発売を目指して同方式の3Dプリンターを開発していることを明らかにした。

 現在、低価格機として主流の3Dプリンターは、熱可塑性樹脂をヒーターを内蔵した可動ヘッドから吐出していく熱溶解積層法を採用するものが多い。これに対して、光硬化性樹脂をレーザー光などによって硬化させていく光造形方式は、面精度を含めた造形精度が高く、より微細な形状を持つ造形物を求めるユーザーに向く。

 ただし、光硬化性樹脂は液体で供給されるため、フィラメント状になっている熱可塑性樹脂に比べて取り扱いにくい。また、光造形方式の3Dプリンターは従来、数百万円する装置が多かったため、導入のハードルは高かった。100万円を切る価格帯の光造形方式の3Dプリンターが増えてきたことで、個人や小規模な組織で導入する場合の選択肢が増えそうだ。