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 YKKの中核事業は、ファスナーやスナップなどのファスニング事業(ファスニング事業本部)、窓や住宅建材などのAP事業(YKK AP)である。そして、これらの各事業をものづくり面で支えるのが、工機技術本部だ。材料や加工技術の開発、生産設備・ラインの開発、金型の開発・製造などを担う。

 その工機技術本部が富山県黒部市に新しく建設中の工機工場(ファスナー専用機械部品工場)は、同社のファスニング事業向け生産ラインで使用する専用設備の精密部品や金型などを生産する工場だ(図1)。最も大切にしたコンセプトは「社員が自ら考え、進化し続ける」こと。「5年後、10年後を見据えた将来のものづくりに対応できる工場」(同社取締役副社長で工機技術本部長の大谷渡氏)とすることを目指している。

図1 YKKが新設する工機工場の完成予想図
ファスニング事業向けの専用機械部品や金型などを生産する。2016年4月に操業を開始する予定だ。10年後を見据えたフレキシビリティーを備えた上で、精密加工を実現する温度・湿度・振動の制御と自然採光による働きやすさの両立を図る。
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