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図1 田中義和氏
トヨタ自動車製品企画本部ZF 主査(燃料電池車「MIRAI」の開発責任者)。

 世界で初めて量産型の燃料電池車(FCV)を発売したトヨタ自動車は、FCVを「究極のエコカー」(同社副社長の加藤光久氏)と断言する*1。トヨタのFCVに対する力の入れようは突出しており、2015年1月にはFCVに関連する特許約5680件の実施権を無償提供すると発表した。FCVのメリットは何か、ライバルの電気自動車(EV)を凌駕できるのか。「MIRAI」の開発責任者である製品企画本部ZF主査の田中義和氏に聞いた(図1)。

*1 トヨタ自動車は2014年11月の発表(発売は同年12月15日)の際、2015年末までの販売台数を約400台と見込んでいたが、2015年1月14日時点で約1500台を受注している。