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 オランダKPMG社が、世界の主要自動車関連企業の幹部200人に聞いた調査レポートをまとめた。自動運転車の実用化については欧米で「21年以上先になる」との回答が最も多く、自動運転の実用化には時間がかかるとの見方が強まった。一方、今後5年間のパワートレーン技術への投資分野としては、「内燃機関の小型化」がトップとなった。

 自動運転の実用化については、2016年ごろから一部車種で導入が始まり、2025年に完全自動運転車が登場するとの期待があるものの、調査では「21年以上先」との回答が最も多かった。地域別でみると、米Google社などがあり自動運転に積極的に見える北米で「21年以上先」が60%を占めた(図1)。「実用化時期は来ない」の28%が続き、主要地域の中で北米は最も実用化が期待できない地域となった。

図1 自動運転車の実用化時期
西欧・北米・中国では大半が「21年以上先」と回答している。日本・韓国では「11~20年後」との回答が最も多く、世界でも早く自動運転車が導入されるとみる。
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 西欧も同様の傾向だ。「21年以上先」が43%で最も多く、「実用化時期は来ない」の25%が続く。「11~20年後」との回答も20%あるが、北米よりは自動運転の実用化が期待できる。中国も自動運転の実用化に慎重だ。