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自動運転や電動化など、新しい価値を生み出す技術の開発競争が激化している。大きな変化の中で、世界最大の自動車部品メーカーであるドイツBosch社は何を意識するのか。

Q 昔の自動車技術の開発と比べて、現在のBosch社で取り組みを変えたことはあるか。

 新しいアイデアを外から取り入れることが重要な課題になっている。それを見越して、10年前から高付加価値な製品にはオープンOSのLinuxを使うことを決定している。オープンソース型のLinuxを使うことで、開発をゼロから始めなくて済むからだ。使える物は使う。必要な付加価値だけを自社で開発するという体制づくりを進めている。

 例えば、車載情報システムの開発にハッカソンを活用したことがある。これは、ハードウエアを含む基本的なプラットフォームを提供することで、外部から色々な意見を取り込めた良い例だ。余計な労力を減らしコストも下げられるので、オープン化の取り組みは今後ますます進むだろう。

 だが、何でもオープンにすればよいというものではない。特に、セキュリティーに関しては非常に気を付けなければならない。