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 パナソニック先端研究本部は、デバイスや材料系部門に配属された新人技術者に、毎年8月の半ば過ぎから4週間にわたる「デバイス基礎研修」を課している*1。同研修は、実験手法などをゼロから自分たちで考えながらチームで仕事をするという経験を積んで、開発の勘所を学ぶもの。工学的な技術や知識の習得ではなく、仮説を立ててそれを検証するという企業の技術者に求められるPDCA(Plan、Do、Check、Act)のスキルを養成することが狙いである(図1)。

*1 受講対象はデバイス系や材料系部門に配属された新人。2008年から始まった同研修は、現在は全社の研修へと横展開を図っており、事業部の若手技術者向けに2週間の短縮版も実施している。
図1 デバイス基礎研修の様子
毎年、20~30人ほどの新人技術者が”中小企業の技術部”という設定で、試作や実験、評価、事業性の検討などを行う。写真は課をイメージした班に分かれての開発会議の様子。
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