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 A-D変換器ICには、SiGeバイポーラ-CMOSプロセスを使う。米IBM社の最新プロセスである9HP(fTが300G~350GHz、設計ルールは90nm)。同社の次世代プロセス(fTが400G~700GHz)を使ってさらなる高速化も計画中だ。A-D変換器の内部構成は8段の並列。測定器向けの高速A-D変換器ICとしては比較的少ない段数で、さらなる高速化がしやすいといえる。

 測定器は、筐体の高さを13cmとするなど小型にして測定対象に組み込みやすくした。また、上下逆転して設置することも可能。短いプローブでの接続の自由度が高められる。最大4台の筐体を専用ケーブルで接続すると、それぞれで測定したすべての波形を1台のディスプレーあるいは外部ディスプレーに同期させて表示できる。

 Tektronix社では、光通信の高速化の需要が高まっていることから、45GHz帯域の信号の解析機能とレーザー光源を内蔵したアナライザーも発売した。今回のオシロスコープと組み合わせて使える。なお、今回のオシロスコープは100Gビット/秒や400Gビット/秒の光通信システムに加え、8キャリアで16QAMを使う1.5Tビット/秒の光通信システムの開発のニーズにも応えられるとする。