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 アイシン精機と千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)は2015年3月、電動小型一人乗りモビリティー「ILY-A(アイリーエー)」を開発した。特徴としてはさまざまな用途に利用できる「変形機能」に加えて、自動ブレーキなど高い安全機能を搭載したこと。5年以内の実用化を目指す。

 「高齢者や障害者の行動支援だけではなく、若者にも利用してもらいたい」。開発に当たったfuRo所長で同大学常任理事の古田貴之氏は、ILY-Aを幅広い用途や世代に利用してもらいたいと考える。同機は座って移動するだけではなく、キックボードのような立ち乗り、荷物の運搬、折りたたんで持ち運ぶといった使い方ができる〔図(a)~(d)〕。

図 アイシン精機と千葉工業大学が開発した一人乗りモビリティー「ILY-A」
同機は用途に合わせて、(a)座って移動できる「ビークルモード」、(b)足でこぐこともできる「キックボードモード」、(c)荷物を載せられる「カートモード」、(d)折りたたんで持ち運べる「キャリーモード」の4つの形態に変形できる。(a)は人を検知して自動停止する様子。(e)ハンドル下の赤外線センサーで前方の障害物を検知する。
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