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 住友化学は、ディーゼルエンジンの排ガスを浄化するDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)市場に本格参入する(図)。2015年内に欧州で乗用車向けのDPFの生産を開始する計画。耐熱性が1200℃以上と高いのが特徴だ。

図 開発したDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)
断面が六角形の通路を重ね合わせている。通路の片側(入口もしくは出口)が閉じられており、通路の壁を通すことでPMを捕集する。写真は排気量1.5~2.0Lの乗用車向けのDPFの例で、直径5.66インチ(約14cm)、長さは6インチ(約13cm)、質量は1.9kg。
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 住友化学が開発したDPFは、耐熱性が高い材料を採用したほか、一度に多くのすすを採取できる構造を採用した。従来のSiC(炭化ケイ素)製の代わりに、同社が得意とするチタン酸アルミニウムを使った。また、排ガスを浄化するための通路を六角構造とすることなどで、捕集量も増やしている。