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 DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)用部品大手のドイツSchaefflerグループは2015年3月、技術説明会を開催した。DCTの品質向上のために、同社が取り組む部品の共通化などを明らかにした。

 Schaefflerグループはこれまで小型車向けDCT用のクラッチやアクチュエーターを中心に生産してきたが、2014年からは中大型車向けDCT部品の生産も開始した。

 同グループで注力するのが、エンジントルクの異なる車両でも部品の共通化を図るモジュラー設計だ。これまでホンダの「フィット」や「レジェンド」などに採用されているが、「変速段用の電動ユニット(GA)」や「クラッチの電動油圧ユニット(HCA)」などの部品を共通化することで、幅広いトルクに対応できる仕組みになっている(図1)。

図1 Schaeffler社製DCT部品(緑色の部分)の共通化
(a)ホンダ「フィット」に搭載したDCT(最大トルク134N・m)と(b)ホンダ「レジェンド」に搭載したDCT(最大トルク371N・m)。トルクの異なるDCTで部品の共通化をしている。
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