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IoTの時代には、ネットのクラウド側ではなくエッジ(端)側が重要になる。そう主張するのが、トヨタ自動車と自動運転で共同研究を進めるなど、IoT向けのソフトウエア開発に力を注ぐPreferred Networksである。同社が「エッジヘビーコンピューティング」と呼ぶ次世代の情報処理環境の構想と、そこに向けて開発を進める技術・製品の概要を同社の岡野原氏に寄稿してもらった。(本誌)

(写真:Getty Images)

 本稿では、次の10年の情報処理のアーキテクチャーがどうなるのかを考察する。今後は膨大な量のデータがネットワークのエッジ(端)で生産・消費される時代が来ると、我々は考えている。エッジ側で生成される大量のデータを、エッジ側で分散協調して処理するようになる。これを著者らはエッジヘビーコンピューティング(EHC)と呼んでいる。

 我々は、この時代を見据えた「Deep Intelligence in Motion」(DIMo)と呼ぶソフトウエアプラットフォームを開発中で、これに基づいて開発したシステム製品を近々発表する予定だ。また、EHCの時代には人工知能が決定的な役割を果たすと考えており、その開発も並行して進めている。