トヨタ自動車は、セグメントをまたぐ部品の共通化を踏まえた設計思想(モジュラー設計)「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)」に対応した新しいプラットフォームを開発、2015年3月に公開した(図1)。Cセグメント向けプラットフォームで、2015年から実用化する。同年に発売する計画の次期「プリウス」から採用するとみられる。
新しいプラットフォームには、複数のセグメントの車種間で共通化された部品(モジュール部品)である「TNGA部品」を搭載(図2)。具体的には、シートやエアコン、アンダーボディー、サスペンション、ステアリングのシャフトとギアボックス、インスツルメントパネルの補強部材などをTNGA部品として採用した。