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 日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」の次世代モデルは2017年にも登場しそうだ。同社は次世代のEV用パワートレーンを開発中で、2017年頃の投入を計画する。新たなパワートレーンは当然、リーフの次世代モデルに搭載される可能性が高い。

 次世代リーフで焦点となるのは、満充電時の走行可能距離(=一充電航続距離、以下、航続距離)だ。リーフの現行モデルの航続距離は約228km(JC08モード)で、購入者や検討者の間では改善を求める声が目立っていた(図1)。次世代リーフの航続距離は300~400km程度になることが予想される。

図1 EVの「リーフ」
日産自動車が2010年に発売して2013年にマイナーチェンジした。その際に、航続距離はJC08モードで当初の200kmから228kmに伸びた。加えて、インバーターとモーター、DC/DCコンバーターなどの高電圧ユニットを一体化して、容積を30%、質量を10%減らした。
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 本誌の取材に対して、日産自動車のリーフの車両開発主管である門田英稔氏は「EVの一番の課題は航続距離にある。次世代リーフでは大幅に伸ばしたい」と語った。

 2017年の投入が見込まれる米General Motors社の「Bolt」や、米Tesla Motors社の「Model 3」も200マイル(約320km)以上の航続距離を目指しており、リーフの次世代モデルにもそれと同等以上の航続距離が求められる。

 日産自動車の社長兼最高経営責任者(CEO)であるCarlos Ghosn氏は、2015年1月に米デトロイトで開かれたモーターショーで、「(次世代EVの航続距離は)ライバルを上回りたい」と語ったと報じられている。