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 全ての電動車両について電気自動車(EV)をベースに開発する方針を掲げているのが、三菱自動車だ。規模が小さい三菱自動車は、ハイブリッド車(HEV)の基盤を持つトヨタ自動車やホンダと同じ路線では戦えない。そこで、差異化として前面に打ち出したのがEVである。

 2009年に世界に先駆けてEVの量産を開始。軽自動車「i」ベースのEV「i-MiEV」を市場投入した。2013年1月には、SUV(多目的スポーツ車)「アウトランダー」ベースのプラグインハイブリッド車(PHEV)である「アウトランダーPHEV」を発売(図1)。2015年1月までの2年間で、世界で約6万台を販売した。内訳は、日本で約2万台、欧州では4万台弱と日本の2倍ほどの人気がある。米国市場への投入はこれからで、さらに販売台数の伸びが期待できる。

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図1 EVベースのPHEV「アウトランダーPHEV」
(a)斜め前方からの外観。(b)バックドアを開けたところ。電池から家電製品に給電もできる。