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 ダイセルポリマーは、セルロース繊維強化熱可塑性樹脂の引っ張り強さを、従来品の約3倍に高めた。衝撃強さは従来品の約20倍である。自動車部品への採用を目指して、自動車メーカーや部品メーカーへのサンプル出荷を2015年夏に開始する。

 同社の従来のセルロース繊維強化樹脂「セルブレンC」は、木材パルプを溶解・精製して抽出したセルロースの短繊維(長さ数百μm)をPP(ポリプロピレン)に配合したもの。短繊維の配合率が30質量%の場合、引っ張り強さが40MPa程度、衝撃強さ(シャルピー衝撃値、以下同じ)が3kJ/m2程度であり、強度や剛性が不足していた。